令和4年6月8日(木)【常磐苑】初めての災害図上訓練
6月8日、東松山警察署警備課・生活安全課の方にお越し頂き、「災害図上訓練」「防災教養」「防犯教養」を行いました。
【防災教養】
プロジェクターを用い、今までに実際起こった東松山警察署管内の災害状況の説明を受けます。2019年10月台風19号による東松山の水害救助の様子も映され、あの時の刻一刻と増水していく市内の川の様子が思い出されました…
【災害図上訓練】
災害図上訓練とは、大きな地図を皆で囲み、災害を想定して課題を発見し、災害対応や事前の対策などを検討するための手法の一つです。
施設平面図・周辺の地図を用い、警察の方が与える時間経過ごとの災害想定シナリオに対して、この時自分ならこうする、と言う各自の考えを書いて付箋で貼っていきます。
勝手が分からなかったのは最初だけ。
徐々に付箋は集まり…
最後はこんなにベタベタと(笑)。他の人の意見を聞くと新たな発見がありますね。
【防犯教養】
近年多くなった不審者侵入事件に対する防犯措置についてと、刺又についてのレクチャー。
刺又は短く持つと侵入者との距離が近すぎ、柄の最後をお腹に当てていると踏み込まれた時に自分の内臓を傷付けてしまう。腰骨に辺りに当てるようにして持つと良いとの事です。
今回、防災計画やマニュアル・役割分担・物品管理等、施設として検討すべき点を訓練の中でたくさん教えて頂きました。
やって来た事しかできない
すぐに助けはこない
そこにあるものしか使えない
いざと言う時の実践能力を上げていけるよう、今後も訓練を重ねていければと思います。