令和5年10月26日(木)【常磐苑】チームオレンジ勉強会開催

     

    常磐苑がある吉見町には、「よしみ認知症あんしんプロジェクト」と言う地域支援事業があり、その一環に認知症当事者・支援者連絡会チームオレンジがあります。
    チームオレンジ勉強会に、認知症サポーター“吉見町チームオレンジ”の皆様が来苑して下さいました。

    ※チームオレンンジとは……認知症と思われる初期の段階から、心理面・生活面の支援として、 市町村がコーディネーターを配置し、 地域において把握した認知症の人の悩みや家族の身近 な生活支援ニーズ等と認知症サポーターを中心とした支援者をつなぐ仕組み

    初めにスライドを見て頂き、特別養護老人ホームについて、利用者様の生活スケジュールや介助の方法について等を座学。
    そのあと実際に介護ロボット装着体験をして頂きました。

    装着して頂いた介護ロボットは、腰部の補助に特化しており、装着者の動作をアシストし、人や重い物を持ち上げる・中腰姿勢を保つ、といった作業の負担を大幅に軽減してくれる介護従事者の身体を守る装着型のロボット。
    皆様、「こんな道具もあるんだ」と、その進化に驚かれていたご様子でした。

     

    食事についても、常磐苑で提供している“常食”“ソフト食”を二つ並べて見て頂き、その違いについて説明させていただきました。

      【常食】                         【ソフト食】

      特別な制限がない健康な方が食べている食事        舌で押しつぶせる位の固さに作った柔らか目の食事

     

    最後は、外に出て福祉車両についての勉強。
    常磐苑で送迎・受診支援等に実際使用している車両と使い方を見て頂きました。

    今回、勉強会を通して直にご感想やご意見を頂けた事は、常磐苑としても有難い学びとなりました。
    今後も“吉見町チームオレンジ”の皆様のご活躍に協力させて頂ける施設であるよう、職務に励んでいこうと思います。